御前崎の相良層群砂泥互層
相良層群砂泥互層の写真
御前崎近辺の地図

(国土地理院 1:25,000 御前崎)

 御前崎灯台下の海岸を干潮時に眺めると,相良層群砂泥互層が,ごつごつとした縞模様を作っているのが見える.砂泥互層は,北西の方向に20度くらいの傾きを持って,巨大な洗濯板のように並んでいる.相良層群は,第三紀中新世の地層で,大陸棚斜面から海底にかけて堆積した地層である.海岸に降り地層に近づいてみると,砂層が泥層より突き出していることに気づく.砂層と泥層とでは,侵食に対する強さが違うため,やわらかい泥層が早く削られ,硬い砂層が残ることになり,その結果,このような凹凸のある海岸地形が形成される.これを差別侵食とよんでいる.

(松本仁美)