『静岡地学』投稿規定

平成16年6月全面改定


1.原稿の内容と区分


 邦文または英文で書かれた地球科学に関する著作物のうち,その主要部分が未公表かつ他誌に投稿中でないもので,他の著作物の著作権を侵害していないものに限る.原稿は以下の種類に区分される.

  1. 地学散歩:巻頭の図版とその説明文からなる.一般投稿を受け付けることもある.

  2. 記念講演要旨:総会や年会での記念講演の内容を要約したもの.依頼原稿に限る.

  3. 研究・報告:オリジナルな研究論文,ある分野の総説,特定の話題に関する解説などからなる.一般投稿原稿を受け付ける.

  4. 活動報告:静岡県地学会が主催した巡検会などの活動についての報告記事.一般投稿原稿を受け付ける.

  5. その他:書評や本部委員が執筆する記事などからなる.書評は一般投稿原稿を受け付ける.

2.投稿手続き


 投稿の際には,以下のものを下記の送付先に提出する.

  1. 紙に印刷された原稿1部

  2. オリジナルの表・図・図版等

  3. 電子媒体に記録されたファイル(文書と表は原則として、図は任意)

★原稿の送付先★ 〒422-8529 静岡市大谷836 静岡大学教育学部地学教室内 静岡県地学会事務局


                       封筒に『静岡地学投稿原稿在中』と朱書きすること        submit@shizuoka-chigaku.org

 電子媒体は,CDーRまたはDVD-Rのいずれかとし,ファイルを作成したアプリケーションとOSを明記する.なお、上記a,b, cを送付する代わりに,電子メールの添付書類として上記のアドレスに送ることをもって投稿とすることもできる.ただし,図を電子メールに添付する際には,ファイルサイズの制限と図の解像度との兼ね合いが問題となるので,文書原稿投稿時にメールで事務局に相談すること.
 原則として,10月1日から4月30日の間に到着した原稿は翌6月の号に,5月1日から9月30日の間に到着した原稿は翌11月の号に掲載するよう編集する.編集委員は,著者に原稿の修正を求めることがある.著者が修正してもなお原稿が投稿規定にそぐわない場合には,編集委員が原稿の一部を訂正または省略することや,あるいはその原稿の掲載を拒否することがある.編集委員が掲載適当と認めた原稿については,著者に初校を送付して受理を伝える.初校を著者校正とし,2校以降を編集部校正とする.

3.原稿の構成


 投稿原稿は以下の順番で構成する.

  1. カバー:表題,著者名,連絡先(所属機関または自宅)の郵便番号・住所・電話番号・ファックス番号・電子メールアドレス(もしあれば),投稿原稿の区分,希望別刷部数,原稿返却希望の有無を明記する.返却希望が明記されている場合に限り原稿を返却する.

  2. 本文:カバーとは分けて新しいページから書き始める.投稿原稿では,図・表等を途中に差し込まず,文章のみをまとめる.

  3. 引用文献リスト:論文中で引用した文献のみを過不足なく一括して並べたリスト.改頁せずに本文末に続ける.

  4. 表・図・図版の説明:図表類の説明文は,本文中に挿入せずに本文の後に一括する.本文とは分けて新しいページから書き始める.

  5. :文字・数字・記号・横罫線のみからなるもの.縦罫線が用いられているものは図に分類する.それぞれの表を別々の紙に印刷し,一枚の紙に複数の表を印刷しない.一枚に収まりきらない長大なものは付表とする.

  6. :線描きの図,コンピューターで作成されたグラフィクス,または写真などからなる挿図.従来「写真」として扱ってきたものも,図として一括して通し番号を付ける.それぞれの図を別々の紙に描画・印刷・貼付し,一枚の紙に複数の図を配置しない.

  7. 付表:論文の末尾(ただし図版よりは前)に印刷される長大な表.

  8. 図版:論文の末尾のアート紙に印刷される高品位の写真や図.一つのページをそのまま印刷できるように,著者があらかじめレイアウトを行う.

4.原稿の書き方


  1. 印字:原則としてワードプロセッサーを使用し,A4判用紙に1行40字X36行で印字する.原稿にはページ番号を付す.アルファベットとアラビア数字は半角とする.

  2. 文体:現代仮名遣い口語常体(である調)とする.

  3. 漢字:当用漢字を用いる.ただし,固有名詞および専門用語はこの限りではない.読みの難解な述語,地名,人名などにはふりがなをつける.

  4. 句読点:邦文の場合,本文中では,原則として全角の「,」と「.」を用いる.ただし,引用文献や欧語表現中では半角のコンマ(,)とピリオド(.)とする.

  5. 見出し:ゴシック体とする.第一項目は,左揃えで番号をつけ,前を一行空けて,次の行から文章を書く.第二項目は,一字下げて括弧でくくった番号をつけ,前を一行空けず,改行せずに全角のコロンの後に文章を続ける.第三項目以下は極力設けないようにする.以下の例を参考のこと.

     例  1.層序
         第一項目直後に文章を書く場合はここから書く.
         (1) 根古谷層:第二項目の文章はここから続ける.

  6. 字体:生物の属以下の学名,ラテン語とその略語,数学的変数はイタリック字体(斜字体)であらわす.ゴシック字体(太字体)には波形の下線を,イタリック字体には直線一本の下線をそれぞれ赤で引く.上付き文字または下付き文字は,それぞれ赤で「∨」「∧」の記号で囲って指定する.

  7. 数字:数量をあらわす場合にはアラビア数字を使う.

  8. 単位:原則として国際単位系(m, kg, sec等)を用いる.

  9. 脚注:認めない.

  10. 論文の引用:本文中で文献を引用する際には,以下の例に従う.

     例  盛谷・沢村(1965)は西伊豆町仁科川流域を精査して...
         仁科層群は湯ヶ島層群と大部分断層で接し,一部に不整合関係が認められるとされ(盛谷・沢村, 1965)...

     引用した全文献のリストを,「引用文献」として末尾に一括する.引用していない文献をリストに含めてはならない.いわゆる「参考文献」形式は認めない.雑誌名等は完記し,略さない.年号は西暦であらわす.「引用文献」の書き方を以下に例示する.

    a. 雑誌・紀要などの定期または不定期の刊行物に掲載された論文を引用する場合

      形式:著者名 (年号) : 論文タイトル. 雑誌名, 巻, 掲載頁.

       例  盛谷智之・沢村幸之助 (1965) : 伊豆半島松崎付近の第三系. 地質調査所月報, 16, 525-545.

       例  Kushiro, I., Syono, Y. and Akimoto, S. (1967) : Stability of phlogopite at high pressures and possible presence of phlogopite in the earthユs upper mantle. Earth and Planetary Science Letters, 3, 197-203.

    b. 編者のもとで分担執筆された書籍を構成する論文を引用する場合

      形式:著者名 (年号) : 論文タイトル. 編者名, 書籍名, 掲載頁, 出版社名.

       例: 上野輝彌 (1998) : 11. 脊椎動物, A. 魚類. 速水 格・森 啓編, 古生物の科学1, 古生物の総説・分類, 200-206, 朝倉書店.

       例: Mosier, A. R. (1989) : Chamber and isotope technique. InAndreae, M. O. and Chimel, D. S., eds., Exchange of Trace Gases betweenTerrestrialEcosystems and the Atmosphere, 175-187, John Wiley & Sons.

    c. 編者のもとで分担執筆された特別号などを構成する論文を引用する場合

      形式:著者名 (年号) : 論文タイトル. 編者名, 号のタイトル, 刊行物名, 号, 掲載頁.

       例:  Haq, B. U. (1993) : Deep-sea response to eustatic change and significance of gas hydrates for continental margin stratigraphy. In Posamentier, H. W., Summerhayes, C. P., Haq, B. U. and Allen, G. P., eds., Sequence Stratigraphy and Facies Associations. Special Publications of International AssociationofSedimentologists, 18, 93-106.

    d. 単著または共著(執筆分担が示されていないもの)の書籍を引用する場合

       形式:著者名 (年号) : 書籍タイトル. 出版社名, 総頁数.

       例: 貝塚爽平 (1977) : 日本の地形. 岩波書店, 234p.

       例: Billings, M. P. (1972) : Structural Geology, 3rd edition. Prentice Hall, 606p.

        ※ 注意: 書籍全体でひとつの著作物なので,特定の章などを個別に引用しないこと.

    e. 分担執筆された書籍全体を引用する場合

      形式:編者名 (年号) : 書籍タイトル. 出版社名, 総頁数.

       例: 地学団体研究会編 (1996) : 新版地学辞典. 平凡社, 1443p.

    f. ウェブサイト上で公表されている論文を引用する場合

      形式:著者名 (年号) : 論文タイトル. 刊行物名, 巻, URL

       例: Brinkhuis, H., Sengers, S., Sluijs, A., Warnaar, J. and Williams, G.L. (2003) : Latest Cretaceous-earliest Oligocene and Quaternary dinoflagellate cysts, ODP Site 1172, East Tasman Plateau. Proceedings of the Ocean Drilling Program, Scientific Results, 189, http://www-odp.tamu.edu/publications/189_SR/106/106.htm

        ※ 注意: 印刷物も同時に出版されている場合には,印刷出版物を優先的に引用する.

  11. 図表:図は,A4判の白紙にインクで描画・印刷するか,印画紙に焼き付けたものをA4判の台紙に貼る.図や表ごとに別々の用紙を用意し,通し番号を付ける.用紙右下の,図表から十分に離れた欄外に,著者名,図表の番号,印刷希望サイズ(頁幅か半頁幅か)を記す.図版は,そのまま写真製版ができるように1ページの大きさ(14.5X20.5cm)に収まるよう調和させる.図中で大きさを示すには,拡大縮小率を記すのではなく,縮尺(スケール)を図示する.印刷サイズ(縮小率)を考慮して,文字・記号・線の太さ・模様の細かさなどに留意すること.コンピューターで作成した図は,可能な限り高品位で印刷すること.地学散歩以外の原稿では,カラー印刷は真に必要な場合に限って認める.図表を挿入する大まかな位置を本文原稿右側欄外に朱書きで示す.

  12. 図表の説明:図表の説明は別紙にまとめ,図や表と同じ用紙には書かない.ゴシック体で書く.図や表の番号に続けて書く.

      例  図1.ここから図の説明を書く.

5.著作権


  1. 著者の著作権:「静岡地学」に掲載された論文の著作財産権は,静岡県地学会に帰属する.原稿が受理された場合,初校とともに著作権委譲同意書を送付するので,各項目を記入の上,初校とともに本部編集委員まで返送する.

  2. 他の著作物の転載:他者が著作権を保有する著作物を「静岡地学」に転載しようとする場合には,著者の責任で著作権保有者から転載許可を得た上で,出典を明記しなければならない.たとえ著者自信による著作物であっても,その印刷物の発行者に著作財産権が帰属している場合には転載許可が必要である.全ての著作物には,公表の有無にかかわらず,それが創作された時点で著作権が発生しているので,注意すること.

6.別刷り


 50部までは本会負担,50部を超える分は著者負担とする.希望別刷部数が投稿原稿のカバーに明記されていない場合には,50部のみの希望とみなす.